アブ505 メンテナンス 組み立て

びっちゅう

2011年06月07日 16:42

この間バラした「アブ505」。ちょうど良いサイズのEクリップが手に入ったので作業開始~。
コレが市販のEクリップ。(シルバーのヤツ、黒いのはオリジナル)サイズは2・5mm




まずはこれから直そう。ハンドルノブのガタ。ノブのシャフトがガタついてグラグラしています。シャフトまで回る状態。




このように、ノブシャフトのカシメ部分をポンチを使ってカシメ直します。
強く叩くとノブを壊す恐れがあるのでほどよ~くね。




ほい!直った!




そしてパーツの洗浄~。
べったりグリスはボロかティッシュでフキフキしてから、パーツクリーナーでサッと掃除。




うりゃ!キレイになった。




組む前に各部の動作、役割などチェック(これ大事)
フムフム~・・・・




バラす前までは意味不明だった「シンクロドラグ」部分も、その部分だけ別個で仮組みし、どのような感じで作動しているのかチェック・・・・。
フムフム~・・・・・なるほど~、ここがこうなってるのか~・・・スゲーな~・・・考えた人エライな~・・・、完璧に構造は分かった!!・・・・・けど文章力が無いので説明はできません(笑)




ハンドルを回すとドラグが強くなり、魚に引っ張られると弱く(設定値に戻る)なる。ここの部品のナナメってるところがミソね。




しかし、このナナメってる部分のところ・・・磨耗を防ぐ為にこ~んな複雑な形したステンレス製のワッシャーを入れる徹底ぶり。スゲーな。(関心)




さ、シンクロドラグ部分の構造はわかったのでまたバラして1から組みなおし。

ラチェット部分からです。ギア、ストッパー、抜け防止のワッシャー?(ブーメランみたいなヤツ)を先に組んでからボディーにはめ込みます。




ドライブギアー、板バネのスプリングが入っているので、少し抑えながら作業しないと失敗します。
どんどん組みます。




ドライブギアも組んだら、シンクロドラグ部分もササーっと組んでいきます。ここでハンドルまで組みます。




グリスアーップ!!



ピニオンとゴッツイホルダー。




装着。ホルダの下にある薄いワッシャーは折り曲げ式のロックワッシャーなので、ホルダを締めたら曲げましょ~。



Eクリップをパチッとね!!市販品のヤツはそのままだとほんの少し大きくグラグラします。はめ込む前にプライヤーやペンチで少し内側に曲げて入れるとグッドです。


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